凸凹ちゃん子育て日記

不妊治療を経て授かった、発達障害のある我が子。ママとチビの育児日記。

子供ができないと知ったあの日

医者というのは、時として残酷な宣告をする。


医者の言う言葉は「最悪な場合」がほとんどであるが、それは、無責任な発言をしない自己防御なのだとも思う。


一緒に頑張りましょう。
そんな言葉を言う前に、あなたが妊娠できる可能性はとても低いです。
そういう方が楽なんだって知っている。
でも、それを聞いた私は、夫にその話をすることができなかった。
泣く方が先だった。


義理の両親に、なんて伝えれば良いのか?
自分の両親になんて伝えれば良いのか?


これから、どうしたらいいのか?
それがわからなくなったんだ。


ねえ、あのね、私、子供ができないって言われたよ。
今は、不妊治療している人なんてたくさんいるのにね。
でもね、そこの婦人科の先生は、不妊治療の話さえしてくれなかったよ。


本当に簡単に、淡々と、事実だけを伝えられたよ。
ねえ、どうしてこんなに虚しいんだろう?
涙が、止まらなかったんだ。



あの日は。