凸凹ちゃん子育て日記

不妊治療を経て授かった、発達障害のある我が子。ママとチビの育児日記。

検査

基礎体温をつけて、検査して、元気な排卵がおきるようにして

卵子ちゃんが健康であるように、食事にも気をつけて(たまにジャンクフードも食べたけど)

週に3回の受診をして、タイミング療法から始めました。




とにかく検査の日々。




検査、検査、検査、検査。



旦那さんも、検査に協力してくれました。

なんと、旦那さんにも不妊の原因があり、2人で臨む不妊治療ということになりました。

といっても、旦那さんには、特に注射とか薬はなくて、どちらかというとストレスをなくしてもらうこと。

そこに一番力を入れました。

義理母

義理の両親に、私の体質のことを説明に行った。
すると。

「私もねえ、流産したことがあるの。だからわかるわー」
って平気で言われる。


どこがわかるんだい?


流産って赤ちゃんができたってことじゃん? 確かに、生まれてくることができなかった命だけど、
なんか、どこかで、私は「妊娠できますよー」自慢に聞こえてしまった。


あー、だめだ、私、悲劇のヒロインになりつつある。
心が汚くなりつつある。


姑のことも、良い人には見えなくなってきてる。


あーーーーーー!!!!!

病院探し

赤ちゃんが欲しい!

大好きな人と結婚をして、この人との間に子供が欲しくて、私は不妊治療をしてくれる病院を探した。



産婦人科には、おなかの大きな妊婦さんがいて、何となくその光景を見るのが嫌で
不妊治療の専門病院を選んだ。

車で片道1時間かかる。

それでも、このクリニックを信じてみたい。



電話で予約を入れて、初めての受診の日。


基礎体温をつけてください」


それだけ。
あ、あと血液検査とか、もちろん内診もしたけれど、


「赤ちゃんのできにくい体です」
とか?
そんなことは言われなかった。



後で考えてみたら、ここのクリニックに来ている人は皆さんどこか違う病院で不妊と言われて、
赤ちゃんが欲しくてきていたんですよね。


気づくのが遅い私。
基礎体温を、つけ始めるようになりました。

報告

とりあえず家に帰って、ご飯の用意をして、旦那さんに報告しました。

私、妊娠できにくいって。




もしかしたら、不妊治療をしている女の人なら一度は考えることかもしれないけれど、


「離婚しても良いよ」


そう言うことが、私から旦那さんへの精一杯の言葉だった。


結婚したら、当たり前のように子供ができる。
そう思ってた。


世の中には、できちゃった結婚する人だっていっぱいいるのに。


治療の話も出なかったなんて、医者に見捨てられた気分だったよ。

子供ができないと知ったあの日

医者というのは、時として残酷な宣告をする。


医者の言う言葉は「最悪な場合」がほとんどであるが、それは、無責任な発言をしない自己防御なのだとも思う。


一緒に頑張りましょう。
そんな言葉を言う前に、あなたが妊娠できる可能性はとても低いです。
そういう方が楽なんだって知っている。
でも、それを聞いた私は、夫にその話をすることができなかった。
泣く方が先だった。


義理の両親に、なんて伝えれば良いのか?
自分の両親になんて伝えれば良いのか?


これから、どうしたらいいのか?
それがわからなくなったんだ。


ねえ、あのね、私、子供ができないって言われたよ。
今は、不妊治療している人なんてたくさんいるのにね。
でもね、そこの婦人科の先生は、不妊治療の話さえしてくれなかったよ。


本当に簡単に、淡々と、事実だけを伝えられたよ。
ねえ、どうしてこんなに虚しいんだろう?
涙が、止まらなかったんだ。



あの日は。